演習林研究紹介およびサクラ林等の見学を開催しました!

先日の4月5日(火曜)に「演習林研究紹介およびサクラ林等の見学」を開催しました。
 

この研究紹介及びサクラ見学会は、日頃から演習林の教育・研究へのご理解、ご支援をいただいている地域の皆様に演習林の活動状況を幅広く知っていただくために開催しているもので、福岡演習林が所在する篠栗町や久山町、伊都キャンパスが所在する糸島市の関係者の方々と、総長・理事をはじめとする本学関係者合わせて84名の参加がありました。 



かすや資料館の様子

参加者には、演習林創設百周年(2012年)を機に品種別に植え替えた若いサクラ並木、篠栗九大の森、早生樹植栽試験地、「かすや資料館」を視察していただきました。また、講義室において福岡・宮崎・北海道の各演習林における教育研究・地域貢献活動をパネルで展示し、演習林の教職員等が説明を行いました。
パネル展示の様子


その後の懇親会では、福岡演習林内で採取したシイタケのほか、演習林が所在する福岡、宮崎(椎葉村)、北海道(足寄町)の名産料理が並べられました。
本学の教育研究・地域貢献に関する活発な意見交換が行われました。
お越しいただきました皆様には改めて御礼申し上げます。
久保総長からの御挨拶
懇談会の様子

2016/04/07 kabe

2016年度がスタートしました!

新年度の最初の行事である「演習林の研究紹介およびサクラ林等の見学」も無事に終了し,順調なスタートをきった福岡演習林です.
今年度はお天気にも恵まれ,学内外からたくさんの来賓がありました.
お越し頂いた皆様に改めて御礼申し上げます.
盛況のうちに終えた様子については福岡演習林K技術班長の記事(近日アップ予定)にお任せするとして・・・

本日の話題はこちら↓
センサーカメラに捉えられたキツネ,毛皮にされてしまうだけあってさぞかしふわふわな毛並なのでしょう.

2月に撮影されたホンドギツネ

そんなキツネ色の絹毛で覆われた新芽が見られようになりました.シロダモの葉です.
負けず劣らず(かはわかりませんが)ふわふわしていて気持ちがいいです.

クスノキ科シロダモの新芽はビロード調でふわふわ
巻きつくかわいいハートの葉は(サルトリイバラ科)サルトリイバラですが,棘があるので気を付けて観察します.
この名前を教えてくれた技術班Iスタッフの地元では柏餅のカシワの代用品だという情報も付け加えてくれました.
なるほど!福岡でも使用する「がめの葉」=サルトリイバラなんですね.
さすが花より団子タイプだけあって食ネタには事欠かないです.

今日の雨でサクラは散ってしまいそうですが,林内の春色は増していくばかりの暖かさとなりました.

2016/4/7 hk