森林調査実習Ⅱ
2月22日から24日、森林調査実習Ⅱが実施され、九州大学の学生たちが、森林の水循環についてフィールドワークを行いました。
市街地で降った雨は、舗装された道から側溝、河川へと一気に流れていきます。一方、森に降る雨は、木々の隙間を通り抜けて地面に到達する雨（樹冠通過雨）、木の幹をつたって流れる雨（樹幹流）、木々の枝葉に落ち、そのまま蒸発する雨など様々です。
今回の実習では、森の中と外、針葉樹人工林と広葉樹二次林での雨量の違いを現地調査を通して学んでもらいました。
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| 河川の流速計測 |
造林学実習
2月27日から3月3日には造林学実習が実施され、九州大学の学生たちが、苗木の生産や育林作業を体験しました。
苗畑では、強風で種が飛ばされそうになったり、土砂降りの中で床替えをしたりと、天候に苦慮しましたが、無事に作業を行うことができました。学生たちが植えてくれた苗木が元気に育つよう、責任をもって管理していきます。
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| スギ播種 |
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| スギ床替え |
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| ヒノキの接木 |
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| 植付前の根切り |
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| 職員による植付方法の説明 |
実習に参加してくれた学生の皆さんが、森や演習林に少しでも興味を持ってくれれば幸いです。
2023.03.23 murata
