10月18日から20日の日程で九州大学農学部地球森林科学コースの「森林調査実習I」が実施されました。

-樹木学実習-

構内で23種の樹木を採取しました。

図鑑を使って樹木の特徴を勉強中。試験は20種出題され、16点以上で合格です。


 
 
-自然林・人工林調査-

自然林で毎木調査

ヒノキ人工林で毎木調査

学生の皆さん、3日間の実習お疲れ様でした!


2021/10/22 kaji



生物リストをリニューアル

  演習林では教育・研究・管理で山に入る機会の多い技術職員は,デジタルカメラを携帯し,風景や森林の様子,動植物などを記録写真として保存します。撮影した動植物は生物データベースに登録し,ホームページに「生物リスト」として公開しています。これまでは写真が小さく,1種あたり2枚の掲載でしたが,新しいリストは写真も大きく,1種あたり4枚の掲載が可能になりました。

 現在,登録種数と公開URLは下記のとおりです。

  福岡演習林 716種

   http://www.forest.kyushu-u.ac.jp/fukuoka/index.php?database

  宮崎演習林 2016種

   http://www.forest.kyushu-u.ac.jp/miyazaki/index.php?database

  北海道演習林 913種

   http://www.forest.kyushu-u.ac.jp/hokkaido/index.php?database

 今後も公開する種数を増やしていきますのでご覧ください。

2021.09.29 kubota

福岡演習林の生物リスト

植物(ブナ科)
哺乳類(ウサギ科,シカ科)
チョウ,ガ(タテハチョウ科)

8月の雨



例年ならお盆の頃に雨が続くということはあまりないのですが,長く続いています。雨による被害が出ないと良いのですが。



手前右に写っているスギは福岡演習林構内に設置された採穂園のスギです。近年は採穂園としては利用されていなかったのですが,今年度伐採し,実習用の人工林を造成します。アクセスの良い実習用林分ができることで教育効果が高まることを期待しています。


その採穂園の隣あたりの林分です。右側に見える少し背の高い樹木は植栽されたユーカリです。今日のような雨の日は,熱帯雨林のエマージェント種(林冠から飛び出たように生育する樹種)のようにも見えます。

2021/8/12 TE


もりのみまわり

演習林内の見回りは重要な基本業務です。
見回りの目的は様々です。
災害前後の安全確認のため、林道歩道など道路状況の把握、
林相の把握など。

先日は、古い森林の記録簿の記載内容を更新するための調査に教員、技術で行きました。

九州大学福岡演習林は九大の森や樹木園など、事務所のある敷地の他にも、たくさんの森を持っています。
何年もかけて、すべての林小班記録の更新を行っているところです。

今回歩いたのは福岡演習林1林班です。


暑い日でしたが、林内は風も心地よく吹き抜けていました
ダムがよく見えます


竹林は放棄すればおびただしい量の枯死稈の上を歩かねばなりません。
隙間にマムシなども生息しております。
今回この竹林は調べていないのですが(別途調査はしています)
ここを通り抜けることがこの日の調査で最もしんどいところでした。


常緑広葉樹の二次林。予想よりも材積が大きかった。


土壌調査もついでに行いました。
広葉樹のリターは下層がないとその場に留まりにくいのか、
なんだか有機物も少なそうなカスカスした土壌に見えました。
(分析中)



やはり土地の殆どを閉めているのは、スギ、ヒノキの人工林です。
スギ林の土壌は黒くてリターの堆積も良好ですね。
斜面のヒノキ土壌がいちばん土地が痩せているように感じますけど結果やいかに。
大学演習林は、過去からの記録がしっかりした森林生態系を所有しているという点で、大きな価値を持ちます。記録と現場の合わないところが見受けられるので、500ha弱、
しっかり歩いてデータ品質が保証できる森林教材を提供する準備をしています。

皆様のご利用をお待ちしております。


2021.7.3 TH

新年度のはじまり

 4月の話にさかのぼります。

ここ数年は、新年度の始まりとともに実習が開催されています。今年も、学生たちが演習林を訪れ、森林の環境に関して、樹木に関して、森林管理に関して学びました。

2次林の環境調査

人工林での雨量測定

苗の植え替え作業

森林管理の現状と課題

国際コースの実習なので、学生たちの出身地は様々。興味も様々。身近な森林とは樹種も環境も異なる中で、みんな興味を持って参加してくれました。 

来年もお待ちしています。

(2020/5/8)TK