秋のライトセンサスを実施しました


ライトセンサスによるシカの生息数調査をおこないました
調査ではライトを照らして林内のシカを探します
夜行性のシカの目はライトの光を反射するので、
夜間でもシカを見つけることができます。
この調査を長期的に続けることで、
シカの生息数の増減の動向を把握しようとしています。

シカといえば、子ジカのバンビのイメージから可愛い動物、もしくは奈良のシカのように大人しい動物だという印象をお持ちの方も多いと思いますが。しかし、日本の山ではシカが増えすぎて様々な問題を引き起こしています。
シカは体が大きいので食べる植物の量も多く、群れになって暮らすこともあるため、植物に強い影響を及ぼします。
増えすぎたシカによる食害の影響でシカが好む植物たちは森から姿を消しつつあります。
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音を出す蛾 シンジュキノカワガ




シンジュ(ニワウルシ)につく蛾、シンジュキノカワガを見つけました。
この蛾は中国原産で、低気圧や前線などの自然現象で中国大陸南部から日本へやってくる、いわゆる「遇産蛾」です。南方系の蛾なので、基本的には日本の冬の寒さには絶えきれず姿を消すとのことですこの蛾の面白い特徴として、木の皮のような繭に振動を与えると中の蛹が尾を繭にこすりつけてカラカラカラ♪と音を出します。意外に大きな音を出すのでびっくりします。動画をアップしましたのでお聞きください。

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ニワウルシにとまるシンジュキノカワガ
羽化して間もないシンジュキノカワガ
繭は、まるで木の皮のようです