ヒノキ林を皆伐しました

福岡演習林では毎年人工林の伐採事業を実施しています。
今年度はヒノキ林の皆伐を行いました。
このヒノキは記録では1923年(大正12年)に植栽がされており,伐採時で97年生の林分でした。福岡演習林の設置が1922年ですので,設置された翌年には既に育林事業が実施されています。
作業道

伐採地

丸太の椪積み
 
年輪はいくつでしょう?
伐採跡地 福岡市街が一望
およそ100年生育したヒノキ材でしたが,素性が良く腐れも少ない良材でした。
伐採跡地には再び植林し,150年の輪伐の計画の元,育林事業を実施していく予定です。
150年後の後進には良い林とともに施業等各情報の履歴も残せるよう,山の管理を計画的に行っていきたいところです。


 2020/3/27 to