特定外来生物アライグマの確認

福岡演習林において特定外来生物のアライグマを確認しました.



平成28年3月28日午前0時43頃に撮影


今回確認した場所は糟屋郡久山町にある演習林内です.
林内に設置しているセンサーカメラにより撮影しました.
タヌキに似ていますが,シッポの縞々模様がアライグマの特徴です.

上の画像を拡大


福岡県内では平成17年1月に朝倉市の寺内ダム周辺でセンサーカメラで撮影されたのが,県内最初の事例とされており,その後,生息分布を拡大しています.

久山町役場に確認の報告を行った際に,「町内での目撃例はこれまでにあるが,確たる証拠が無かったので,正式記録としては初になるのでは.」とのことでした.

特定外来生物のアライグマは農作物被害や生態系への重大な影響をもたらすことが懸念されています.

本物のアライグマはとても凶暴なため,あのラスカルとは似ても似つかない存在です.
もし目撃された場合は,むやみに近寄らず決定的な証拠を押さえて,最寄りの市町村役場に報告して下さい.

2016/06/15 kabe

演習林施設見学

本日演習林施設見学会が行われました. 
この見学会は,より多くの方に演習林を知っていただくため一般の方を対象に毎年この新緑の時期に開催しています.

2016/5/11 クスノキ群生地 福岡演習林第9林班

2016/5/11 珪化木保護区 福岡演習林第9林班

2016/5/11 色々な樹種の円板 福岡演習林かすや資料館

すっきりしない天気でしたが,演習林で行っている試験をはじめ,樹木のことや森林の仕組みなどについて,熱心に説明に聞入っておられました.
足下の悪い中ご参加下さった皆様,本当にありがとうございました.
なお,この施設見学会の募集は,毎年4月頃に行っています.またのお越しをお待ちしております.
2015/5/11 sa

雨降りの野草

ここ2~3日降り続く雨でも気分が滅入ってしまい,今から訪れる梅雨時期を思うと溜息まで漏れる今日この頃です.
今朝も少し日が射していたのですが,今はもう雨模様で,外の
作業に出たい技術班スタッフからも溜息が・・・

さて昨日のことですが,ハァ・・・と見慣れたデスクから外の光景に目をやると「?」となった私についてです.

いつもなら目につくのは四つ葉のクローバーでお馴染みの「シロツメクサ」ぐらいの場所に別の花のようなものが現れました.

終わりかけのシロツメクサに代って突然現れた白い群集?
こちら↓がいつもの光景ですから,まぁ,突然だし何か一気に咲いたのかな~種ではないな,不思議な色だし,キレイ~と小雨の中確認へ.
そういえば例年はここまで草が増えることなく刈払いされていた場所

花?ではないようです.

防水機能がないカメラなので雨の中慌てて正体を撮影

           正体は雨露でした!

そこで,雨がもたらした私にとっての新たな世界,野草の世界に足を踏み入れて・・・
まずはこの雨露をぶら下げている種を検索することに!


ヌカススキでしょうか?
こちらはヒメコバソウと思われます
うぅ~なんと似た種が多いことか,わからないのです.

よくよく観察してみると,この狭い画像の中だけでも多種の野草が生えていることを発見!!
(今までみんな同じに見えていたのでそれだけでも大発見でした(笑))
これらをすべて調べるのは・・・(汗)
広すぎる野草の世界から早々に抜け出してしまいました.

2016/5/10 hk

演習林研究紹介およびサクラ林等の見学を開催しました!

先日の4月5日(火曜)に「演習林研究紹介およびサクラ林等の見学」を開催しました。
 

この研究紹介及びサクラ見学会は、日頃から演習林の教育・研究へのご理解、ご支援をいただいている地域の皆様に演習林の活動状況を幅広く知っていただくために開催しているもので、福岡演習林が所在する篠栗町や久山町、伊都キャンパスが所在する糸島市の関係者の方々と、総長・理事をはじめとする本学関係者合わせて84名の参加がありました。 



かすや資料館の様子

参加者には、演習林創設百周年(2012年)を機に品種別に植え替えた若いサクラ並木、篠栗九大の森、早生樹植栽試験地、「かすや資料館」を視察していただきました。また、講義室において福岡・宮崎・北海道の各演習林における教育研究・地域貢献活動をパネルで展示し、演習林の教職員等が説明を行いました。
パネル展示の様子


その後の懇親会では、福岡演習林内で採取したシイタケのほか、演習林が所在する福岡、宮崎(椎葉村)、北海道(足寄町)の名産料理が並べられました。
本学の教育研究・地域貢献に関する活発な意見交換が行われました。
お越しいただきました皆様には改めて御礼申し上げます。
久保総長からの御挨拶
懇談会の様子

2016/04/07 kabe

2016年度がスタートしました!

新年度の最初の行事である「演習林の研究紹介およびサクラ林等の見学」も無事に終了し,順調なスタートをきった福岡演習林です.
今年度はお天気にも恵まれ,学内外からたくさんの来賓がありました.
お越し頂いた皆様に改めて御礼申し上げます.
盛況のうちに終えた様子については福岡演習林K技術班長の記事(近日アップ予定)にお任せするとして・・・

本日の話題はこちら↓
センサーカメラに捉えられたキツネ,毛皮にされてしまうだけあってさぞかしふわふわな毛並なのでしょう.

2月に撮影されたホンドギツネ

そんなキツネ色の絹毛で覆われた新芽が見られようになりました.シロダモの葉です.
負けず劣らず(かはわかりませんが)ふわふわしていて気持ちがいいです.

クスノキ科シロダモの新芽はビロード調でふわふわ
巻きつくかわいいハートの葉は(サルトリイバラ科)サルトリイバラですが,棘があるので気を付けて観察します.
この名前を教えてくれた技術班Iスタッフの地元では柏餅のカシワの代用品だという情報も付け加えてくれました.
なるほど!福岡でも使用する「がめの葉」=サルトリイバラなんですね.
さすが花より団子タイプだけあって食ネタには事欠かないです.

今日の雨でサクラは散ってしまいそうですが,林内の春色は増していくばかりの暖かさとなりました.

2016/4/7 hk