日本の伝統を見学 

sa職員がアップした檜皮の研修見学会に私も参加してきました.
これは是非ささやま通信に!!と意気込んでいましたが,藪の中を必死に登り,斜面にへばり付くのに精一杯だったので,まともな画像があまりない・・・と悩んでいたところ,代わりに見事な記事を掲載してもらえました.(ホッ)

なので数少ないまともな画像のみを載せてみます.


山に不慣れな人の場合→手助けあるも必死
ベテランsa職員の場合→スイスイ~
      

このロープだけで登るのですか!?

はいそうです!しかも早い!!
剥いた皮を重ねて束ねる作業にも熟練の技が必要とのこと

さてこの見学会後に山歩きをして画像収集していたのですが・・・
何気なく撮影した画像↓が私を悩ませました.


撮影をしながらその場で樹木名を聞いていたのですが,「シロダモ」の特徴である葉裏の白さが曖昧だし,「ヤブニッケイ」かな?でも果実は赤いし・・・
ひとり置いて行かれそうになり慌てて車に飛び乗ったので,疑問のまま帰途についてしまいました.

どちらもクスノキ科でよく似た樹木です.
葉を持ち帰っていないこともあり,この画像では特定できません(汗)

というわけで,翌日再び現地に連れて行ってもらいました!
よく見ると撮影した木のほかにもまわりにずらりと似たような木がありました!

こちらもシロダモ
(ちなみに最初の画像はシロダモで正解)

比較すると分かりやすいのですが,匂い・葉のつき方に違いがあるなど調べるほどに特徴が出てきます.
今度は葉を持ち帰り,K先生にも確認頂き納得できました.
生息地の環境の違いなどで個体によっては特徴が出にくいこともあるそうで,いつもながら樹木の世界も奥が深いなとまたまた勉強させられました.


2015/10/26 hk