フィールド樹木学

演習林を退職された先生を講師として迎え、フィールド樹木学が実施されました。
演習林の学生だけでなく、教職員にも参加を募り、構内を巡りながら生育する樹木と草本の判別法等について講義を受けました。

野外で講義中

葉の裏が白いウラジロノキ
林床のネズミモチ

キンエノコロ(猫じゃらし)   
 2017/09/29 to

篠栗北中学校 看板作り

8月28日 職場体験の一環として、篠栗北中学校2年生の生徒さん2名
8月29日 ボランティア活動の一環として、同中学校3年生の生徒さん6名
が来られました。

篠栗九大の森遊歩道に設置されている看板が朽ちてきていたので、リニューアルのため新しい看板作りを両日とも行いました。

まずは、サイズを測り、のこぎりで板を切るところからはじめます。
「技術の授業で、のこぎりを使ったことはある」らしいですが・・・なかなか切れません。
技術職員にコツを聞き、厚い板と格闘。




切ったあとは、やすりで板の表面を滑らかにして、絵と文字を書いていきます。





それぞれ個性的な絵と文字で素敵な看板が出来ました。

完成した看板を持って、篠栗九大の森へ。
看板を自分で設置し、

ニスを塗り、

作業終了。
お疲れ様でした。

中学生が心をこめて作成した看板です。
じっくりご覧になりたい方は、篠栗九大の森遊歩道を歩いてみてくださいね。


2017/09/15 ra




森林科学入門「里山林コース」2017

8月下旬、3泊4日で森林科学入門実習「里山林コース」が開催され、学生9名が参加されました。

この実習ではとにかく自分の意見を遠慮なく話す、
間違っていてもよし!Try&Error!
この作業は苦手だ、と思うと脳がブレーキをかけて思考がとまってしまうのでとりあえずやる、進んでみる、
とE先生が学生さん達に、実習の始めに話していたのが印象的でした。

室内での実習の様子です。
葉の形態により樹木名を特定する講義中。
葉をしっかり観察中

森林の多面的機能について講義中。
森林の多面的機能について連想することを発表中

室内講義だけでなく、いざ森の中へ。
事前に調査方法、機器の使用方法などを学び、グループ毎に協力して樹高や胸高直径などを測定します。
汗だくになりながら、毎木調査中
照度や土壌の湿度、温度を計測中

後半2日間は、グループ毎にテーマを決めて、実験・観測・情報収集をして、発表です。
採取してきた土壌に水を流しています(1班)


照度計などの計器を設置中(2班)

植生調査中(3班)


テーマに沿って発表後、質疑応答にまでしっかりと答えていました。
パソコンやホワイトボードを使って発表中

暑い中、お疲れ様でした。
2017/09/04 ra