9月25日から9月28日の日程で、生態水文学実習および森林水文生態学特論を実施しました。
月日が経つのは早いもので、あれからもう、一か月が経ってしまいました、、、。
今回の実習のテーマは、”間伐で森林の水源涵養機能を強化することができるのか?”でした。
参加者は、九大地球森林科学コースの4年生と修士の学生さん、総勢12人。
今回は3班編成でした。
各班とも、楽しく野外調査や内業などのグループワークを行いました。
最終日には、グループワークの成果を発表してもらいました。
同じテーマで、同じようなデータを使っての発表だったので、似たような内容の発表ばかりだと退屈だなあと思っていたのですが、全くの杞憂でした。
各班とも創意工夫をこらして独自の目的を設定し、想像力あふれる結果と考察を披露してくれました。
今後の御手洗水研究を展開するうえで、とても良いインスピレーションをいただきました~。
実習期間中に、間伐処理区と無間伐区の微気象、下層植生の状態を調べてもらいました。
これは間伐区での調査風景です。
御手洗水試験流域では、降雨、流出量の長期モニタリングを実施しています。
2012年に、50%強度の間伐を実施しました。
実習参加者には、その間伐前後の流出データを、独自の着眼点で比較していただきました。
皆で流量観測の体験もしました。
内業中です。
各班、熱い(?)議論を戦わせていました。
ご参加いただいた皆さん、大変お疲れさまでした。
そして、興味深い発表を、ありがとうございました。
2018/10/30 TK