秋も深まり、演習林事務所構内でも、葉を落とす木々が目立つようになってきました。
夏の青葉の時期、その木々の周りを飛び回っていた鳥たちの一部は、より暖かい場所を求めて南へと飛び立っていきました。
その一方で、今年の冬を過ごすため、あるいは、渡りの途中での羽休めの地として、演習林を訪れる鳥たちも数多くいます。今回はそのほんの一部をご紹介したいと思います。
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ヒヨドリ |
1年中見られる身近な鳥のひとつですが、北から渡ってきた群れも加わり、近頃より一層騒がしくなりました。
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ツグミ |
5月頃まで構内の芝生の上をよく歩き回っていましたが、11月に入り、また演習林周辺にも続々と集まっているようです。10数羽ほどの群れでナンキンハゼの木を移動しながら食事する姿をよく見かけます。
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ジョウビタキ♀ |
枝先や杭の上、時には職員の車のサイドミラーなど、よく目立つところで鳴いているので、比較的観察しやすいです。
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アオジ
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他のホオジロ類(ホオジロ、ミヤマホオジロ)と一緒に林道でエサを探しているところを見かけました。1週間ほどは観察できましたが、最近姿を見なくなったので、一時的な訪問だったのでしょうか。
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ノスリ |
構内の道を車で走っていると、電線からサッと飛び立つ姿を度々見かけるようになりました。高い所で待ち伏せして、獲物を探しているようです。