春を探して

 3月21日は春分の日でした。「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とも言われているそうです。

だんだん暖かくなって、木々や草花が芽吹き始める季節・・・なんですが、まだ肌寒さが少し残っていますね。春はやってきているのかしら?と思って、演習林内のかすや樹木園内を散策してみました。


小一時間ほどの散歩でしたが、非常に多くの植物の花や芽吹きを見ることができました。

いつ、どの植物が花や実を着けているかや、葉っぱを開くかといった情報は、森林の成り立ちや、将来的な変化を知る上で重要です。野外を散策する際は、是非、いつ、どこで、どんな生き物で、何が起こっているかを気にしてみてください。

皆さんの日々の観察が、いつか重大な科学的発見につながるかもしれません。


2022/3/21 kusumoto