冬支度

 秋も深まり、演習林事務所構内でも、葉を落とす木々が目立つようになってきました。

 夏の青葉の時期、その木々の周りを飛び回っていた鳥たちの一部は、より暖かい場所を求めて南へと飛び立っていきました。

 その一方で、今年の冬を過ごすため、あるいは、渡りの途中での羽休めの地として、演習林を訪れる鳥たちも数多くいます。今回はそのほんの一部をご紹介したいと思います。


ヒヨドリ
 1年中見られる身近な鳥のひとつですが、北から渡ってきた群れも加わり、近頃より一層騒がしくなりました。

ツグミ
 5月頃まで構内の芝生の上をよく歩き回っていましたが、11月に入り、また演習林周辺にも続々と集まっているようです。10数羽ほどの群れでナンキンハゼの木を移動しながら食事する姿をよく見かけます。

ジョウビタキ♀
 枝先や杭の上、時には職員の車のサイドミラーなど、よく目立つところで鳴いているので、比較的観察しやすいです。

アオジ
 他のホオジロ類(ホオジロ、ミヤマホオジロ)と一緒に林道でエサを探しているところを見かけました。1週間ほどは観察できましたが、最近姿を見なくなったので、一時的な訪問だったのでしょうか。

ノスリ
 構内の道を車で走っていると、電線からサッと飛び立つ姿を度々見かけるようになりました。高い所で待ち伏せして、獲物を探しているようです。

2020/11/30 murata








 

演習林で再び実習風景

今年は、春から夏にかけて静かな日々が続いていた演習林ですが、やっと学生実習が再開しました。感染症対策をとりながらの対面での活動。また、その活動時間も最小限にとどめているので、例年通りとはいきません。それでも、森林の中での作業はとてもいいものです。

今回の実習では、森林の間伐が流域水循環に与える影響を、データを用いて議論しました。対象流域は2012年に切り捨て間伐を行った御手洗水流域です。

御手洗水流域の流量堰

全員で協力して、堰の土砂さらいや水位流量観測を行いました。
分担して作業している風景

間伐実施区と未間伐区の林内気象や下層植生も測定しました。
間伐区にて作業内容の説明を聞く

ヒノキ人工林で、雨水配分に関する野外実験を行っている大学院生の話も聞きました。
雨の降る中だったので、樹幹流も見れました

御手洗水流域で、見て、聞いて、測ってきたことと、過去のデータを合わせて、グループ討論・発表を行いました。様々な分野の学生が参加していたので、同じデータを用いていても、班によってまとめの方向性はそれぞれ。とても興味深い発表会でした。

ある班の発表風景

2年後にまたこの実習を実施する予定です。
                                                                             2020/09/30 TK

特別な夏

今年の夏は、新型コロナ感染拡大の影響に加え、危険な暑さが続き、部屋に籠りがちな日々でした。

8月21日14:00頃

明日から9月だというのに今日(8月31日)も真夏日で、野外に出かけるのが億劫になりますが、植物は暑さにもめげず元気なようですし、実りの秋にむけた準備を着実に進めているようです。

里山試験地に侵入してきたマダケ




 2020/08/31 SK

梅雨明け

九州北部地方の梅雨が明けました。

明るい話題が続くことを期待したいと思います。

気温も上がってます。熱中症に注意が必要ですね。


2020/7/30 te

水質観測

演習林では北海道、福岡、宮崎の3演習林で共通して行っているプロジェクトがいくつかあります。
水質観測もそのうちの一つ。
福岡演習林では河川の水を月に一回、雨水を月に2回回収しています。


雨水は事務所近くの草地に、漏斗を付けた漬物樽を置いて採取しています。
昨年は台風でフタが飛ばされました。今年は固定方法を変更して、様子を見たいと思います。


2020/7/1 nanki